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インプラント

認知症や寝たきりになった場合、インプラントはそのままでも大丈夫?

 

認知症や寝たきりになった場合、インプラントはそのままでも大丈夫?

 

歯を失った際の歯科治療として、インプラント治療は定着しつつあります。ブリッジや入れ歯を装着するよりも、色々な面で優れているインプラントだけあって、幅広い年代に受け入れられるようになりました。そこで疑問に思うのが、インプラントを入れた後に寝たきりになったり、認知症になったりしたケースです。

ここでは、インプラント治療を受けた後に、寝たきりや認知症になった場合のメリットやデメリット、手入れやQOLの面での入れ歯との比較などを詳しく解説します。

 

インプラントの人が寝たきりや認知症になったら

 

インプラントの人が寝たきりや認知症になったら

 

インプラントというのは、歯を失った時に行われる歯科治療ですので、比較的年齢の高い人が受ける傾向にあります。ですから、インプラント治療を行った後に寝たきりになったり、認知症になったりすることは十分考えられます。そこで、インプラントの人が寝たきりや認知症になった場合のメリットとデメリットについて解説します。

 

寝たきりや認知症におけるインプラントのメリット

入れ歯よりも手入れがしやすい

インプラントは、顎の骨に直接埋め込まれているため、手入れの方法は普通の歯と変わりありません。丁寧にブラッシングすることで、清潔に保つことができます。一方、入れ歯というのは、毎日きちんと外して洗浄し、翌日は綺麗な状態で使い始めなければいけません。

それを怠ると、口腔内の衛生環境は急激に悪化します。認知症を患ったり、寝たきりになったりすると、入れ歯を毎日洗浄することが困難となるケースも多いため、この点はひとつの大きなメリットといえます。

 

付け忘れや外し忘れがない

認知症の方は病気の性質上、もの忘れが激しくなり、入れ歯を付けたことや外したことを忘れることが珍しくありません。その結果、不潔な状態の入れ歯を装着し続けたり、入れ歯を外した状態で食事をしたりと、様々なトラブルが生じ得ます。

一方、インプラントであれば患者さん自身が着脱する必要がありませんので、そうした付け忘れや外し忘れがないというメリットを享受できます。

 

しっかりと噛むことができる

認知症や寝たきりの方は、日常生活全般における動作が緩慢となります。例えば食事の際も、何度も噛んで飲み込むという行為が疎かとなるのです。口腔内にはめているだけの入れ歯だと、その傾向はさらに強まりますが、インプラントであれば、顎にがっちりと埋め込まれているため、しっかり噛むことが可能となります。

噛むことは食物を飲み込みやすいように細かく砕くだけでなく、料理の味を楽しんだり、咀嚼によって脳を活性化させたりする作用もありますので、認知症や寝たきりの方へのメリットは非常に大きいといえます。

 

寝たきりや認知症におけるインプラントのデメリット

 

寝たきりや認知症におけるインプラントのデメリット

 

インプラントは、天然の歯よりも歯垢や歯石が付きやすい傾向にあります。ですから、寝たきりや認知症で歯磨きが疎かとなると、そうした汚れが堆積しやすいので注意が必要です。そして、インプラントには「インプラント周囲炎」という病気があるように、インプラントの周りの歯肉に炎症が起こりやすくなっています。

もしも寝たきりや認知症でインプラントの手入れが滞ると、インプラント周囲炎のような病気を引き起こしてしまうことも珍しくはありません。これは寝たきりや認知症におけるインプラントの大きなデメリットといえます。

 

入れ歯とインプラント、高齢者にはどっちが適している?

ここまで、インプラントのメリットとデメリットについて解説してきましたが、気になるのは、高齢者にとって入れ歯とインプラントではどちらが適しているかという点ですよね。QOLの観点からいうと、インプラントの方が適しているといえます。

インプラントであれば、自分の歯と同じように噛むことができますし、入れ歯を外して洗浄するという手間もありません。また、寝たきりの人や認知症の人で、入れ歯の手入れやブラッシングなどができなくなっている人にとっても、インプラントの方が適しているといえます。

こうしたケースでは、介助者等が入れ歯の手入れや口腔内ケアを行うことになりますが、天然歯と同様のインプラントであれば、通常のブラッシングを行うだけで、衛生状態を保つことができるからです。

 

高齢者のインプラントの懸念とは?

 

インプラントは、顎の骨とガッチリ結合することが必要条件ですので、顎骨の状態が悪くなると、脱落してしまうおそれがでてきます。高齢になると骨粗鬆症を患うケースが多いため、インプラントが脱落するリスクも高まるという懸念があります。

 

まとめ

寝たきりや認知症の人にとっても、インプラントは様々なメリットがあります。同時にデメリットも存在しているため、入れ歯とどちらを選ぶかはケースバイケースといえますので、高齢の方はまず歯科医師に相談しましょう。

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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