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歯科治療が嫌われる一般的な理由というのは、やはり痛みですよね。むし歯を削る際のあの痛みや振動を苦手としている人は少なくありません。ではもしも、むし歯治療に伴うそうした痛みがなかったらいかがでしょうか。ここでは、むし歯における無痛治療について詳しく解説します。
むし歯治療ではなぜ痛みが生じるのか
皆さんはむし歯治療がどうして痛みを伴うのか、ということについて考えたことはありますでしょうか。それは至って単純な話で、歯科治療専用の電動式ドリルで歯を削るからです。
歯を構成しているエナメル質はとても硬い組織なので、それを削るためのドリルも非常に硬い素材で作られています。それに加えてドリルを高速で回転させることで、効率的にエナメル質や象牙質を削っていくのです。
ですから、むし歯治療で痛みが生じてしまうのは、ある意味避けられない症状といえます。ではなぜ、むし歯の治療で痛みを伴わない無痛治療が可能となるのでしょうか。
むし歯の無痛治療とは?
無痛治療と一言で言っても、実はいろいろな方法があります。
レーザーでむし歯を取り除く
代表的な無痛治療に、レーザー治療があります。本来、ドリルで削るところをレーザーで代用するのがむし歯のレーザー治療です。ただ、レーザーの場合は、歯を削るというよりは、虫歯になっている部分の細菌や汚染されてしまった部分を高温で蒸散させるというイメージの方が正確かと思います。
レーザーは肉眼ではライトのようにしか見えず、ドリルのように振動が加わることもないため、痛みがほとんど生じません。ただし、ドリルのように全ての症例において適応できるわけではなく、レーザーでは対応できない症例は少なくありませんのでご注意ください。
薬剤を塗布してむし歯を取り除く
むし歯治療には、汚染された歯面に専用の薬剤を作用させて殺菌する方法があります。これもドリルのような振動や痛みを生じることはありませんので、一種の無痛治療といえるでしょう。ただ、薬剤を用いた無痛治療もレーザー治療同様、適応できる症例が限られるというデメリットがあります。
麻酔のための麻酔を使う
むし歯治療で痛みが生じる原因として、歯を削ること以外にも注射針による痛みというものがあります。適切な方法で麻酔が施されれば、むし歯治療中の痛みはかなり抑えることができます。
けれども、歯茎に注射針を刺すという刺激自体が苦手である人は珍しくありません。そこで行われるのが麻酔のための麻酔です。具体的には表面麻酔と呼ばれるもので、注射針を指す周辺の歯茎を麻酔によって麻痺させます。
表面麻酔自体はコットンなどで塗布するだけなので、作用させる際に痛みは生じません。これもある意味で、無痛治療の一種といえます。
ドックスベストセメントで無痛治療を
最近、日本の歯科医院でも使用され始めているものに、ドックスベストセメントというものがあります。これは銅が含有されたセメントでむし歯を治そうとする治療法です。アメリカではもうすでに一般的に使用されている無痛治療用のセメントです。このセメントを使用すれば、むし歯で削る量は最小限に抑えることができます。
また、初期のむし歯だけでなく、歯髄にまで到達しそうな深い虫歯であっても使うことが可能なため、その他の無痛治療と比較して適応範囲が非常に広いというメリットがあります。
ただ、ドックスベストセメントは日本においてまだ保険適用されていないため、治療は自費となります。また、導入している歯科医院がまだまだ少ないという点も挙げられます。
まとめ
むし歯の無痛治療は、誰もが望む治療法であるといえますが、適応できる症例が限られてしまうというデメリットがあります。また、レーザー治療やドックスベストセメントなどのように、無痛治療は自費診療となることが多いので注意しましょう。
それでも痛みの少ないむし歯治療を希望する場合は、非常にお勧めの治療法といえます。むし歯は治療を受けず放置することが何よりも有害であるため、自分自身が治療を受けやすい手法を選択することはとても大切です。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
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