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ポリリン酸でのホワイトニングを受ける上で、通院回数というのは気になるポイントですよね。通常のオフィスホワイトニングと比較して通院回数はどう違うのか、ポリリン酸ホワイトニングの優れた点などについて詳しく解説します。
ポリリン酸でのホワイトニングの回数はどのぐらいが適切?
歯科医院で受ける一般的なオフィスホワイトニングは、2~3回の施術で十分なホワイトニング効果が得られます。ただ、オフィスホワイトニングで使用する薬剤は、歯に対する効果及び刺激が非常に高いため、1回施術したらある程度の期間を置いて通院しなければいけません。
ですから、ホワイトニング処置全体では1ヶ月ほどかかるとお考えください。一方、ポリリン酸でのホワイトニングは、オフィスホワイトニングほど歯に対する効果や刺激が高くないため、1回の施術後、次の施術までに時間を置く必要がありません。なので、1日に3回施術することも可能です。ちなみに、ポリリン酸でのホワイトニングは、10回程度の施術でホワイトニング効果を得ることができます。
ただし、オフィスホワイトニングにしろ、ポリリン酸でのホワイトニングにしろ、十分なホワイトニング効果が出るまでの回数は人によって大きくことなりますので、参考程度にお考えください。
ポリリン酸を使わないホワイトニングと比較して、効果が出るまでの回数は多い?少ない?
オフィスホワイトニングとポリリン酸を使ったホワイトニングでは、効果が出るまでの回数に大きな違いがあります。オフィスホワイトニングであれば、2~3回の施術で十分なホワイトニング効果が得られますが、ポリリン酸を使ったホワイトニングでは、その3倍は回数を重ねなければいけません。これは使用している薬剤の違いによるものです。
ポリリン酸を使わないホワイトニングよりも優れた点とは?
ポリリン酸を使わないホワイトニングと比較した場合、ポリリン酸ホワイトニングには以下に挙げるようなメリットがあります。
費用が安い
ポリリン酸を使ったホワイトニングは、通常のオフィスホワイトニングと比べて費用が安く済みます。ですので、経済面を重視する人には、大きなメリットといえるでしょう。
歯に透明感が出る
通常のオフィスホワイトニングは、過酸化水素によって歯を漂白しますので、仕上がりはとても白いです。逆にいうと、歯独特の透明感はある程度失われるものとお考えください。一方、ポリリン酸を使ったホワイトニングは歯の漂白効果が低いため、透明感を維持したまま、綺麗な歯に仕上げることができます。
エナメル質はもともと、透明感を持った組織ですので、どちらが自然な仕上がりになるかというと、やはりポリリン酸を使ったホワイトニングといえるでしょう。
歯にダメージを与えるリスクが低い
オフィスホワイトニングで使用する過酸化水素という薬剤は、非常に強い刺激性を持っています。過酸化水素は言ってみれば漂白剤ですので、刺激が強いのも当然といえば当然です。ですから、使用方法を誤ると、歯や歯茎にダメージを与えることもあり得ます。また、歯に亀裂が入っていると、そこから薬剤が染み込んで、歯の神経に害を与えるリスクも考えられます。そういった点では、ポリリン酸を使ったホワイトニングは安全性が高く、歯にダメージを与えるリスクも低いといえます。
ただ、オフィスホワイトニングでは専門家である歯科医師が適切な処置を施しますので、上述したようなトラブルはまず起こりません。
まとめ
このように、ポリリン酸を使った歯のホワイトニングは、通常のオフィスホワイトニングと比べると通院回数が多くなります。ポリリン酸という薬剤は、過酸化水素と比べるとホワイトニング効果が低いため仕方のないことといえます。その反面、費用が安かったり、歯にダメージを与えるリスクが低かったりと、メリットも多々ありますので、どちらを選択するかは個々人の価値観によるものといえます。
気になる方は、まず歯科医院を訪れて、歯科医師に相談することをお勧めします。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前