【急患対応】お急ぎの方は048-934-9804まで!
目次
皆さんは、自分の歯の黒ずみや黄ばみが気になったことはありませんか?歯は、毎日きちんと歯磨きをしていても、さまざまな原因で着色していってしまうものです。そのような歯の黒ずみや黄ばみを重曹で落とせたら、とても便利ですよね。
今回は、歯の黒ずみや黄ばみの原因や予防方法、それらを重曹で除去する方法や、そのリスクなどについても詳しく解説します。
歯の黒ずみや黄ばみの原因とは?
歯の黒ずみや黄ばみの原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
食生活
歯の黒ずみや黄ばみが生じる主な原因は、食生活です。私たちが普段口にしている食品には、歯に対する着色性が強いものがあります。
その代表は、コーヒーやお茶です。おそらく、自宅で使用している湯呑に、茶渋が付いているのを一度は見たことがあるかと思います。この茶渋は、なかなかしつこい汚れで、普通にスポンジで擦っただけでは落ちないことも珍しくはありません。
これと同じことが、歯の表面でも起こるため、歯の黒ずみや黄ばみが生じるのです。その他、カレーのような食べ物も歯への着色性が強いため注意が必要です。
喫煙(タバコのヤニ)
歯の黒ずみや黄ばみは食品だけでなく、タバコによっても生じます。喫煙習慣のあるご家族がいる場合はよくわかると思いますが、タバコの煙には強い着色性があり、壁や天井が黒ずんでしまうことがあります。
そうした煙を口腔内にじかに取り込んでいるため、歯が黒ずんでも何ら不思議ではありませんよね。
内的原因
内的原因とは、歯の内側に存在している黄ばみの原因のことで、次に挙げるようなものが考えられます。歯の内部に沈着した汚れによる黄ばみエナメル質の内部に着色成分が存在していると、歯が黄ばんで見えることがあります。
歯髄の失活
虫歯の重症化や外傷などによって歯の神経が死んでしまうと、歯は、ゆっくりと変色していきます。この場合の変色は、黄色ではなく黒色で、“歯の黄ばみ”とは少し様相が異なり、歯全体が一様に黒ずんでいきます。
薬剤による影響
薬剤による歯の変色で有名なのは「テトラサイクリン歯」です。エナメル質の形成期にテトラサイクリンと呼ばれる抗生物質を飲むことで、複数の歯に縞模様の変色が現れます。
エナメル質の形成不全
エナメル質の形成不全は、歯のいちばん外側を構成しているエナメル質が正常に発育しない異常です。乳歯の虫歯を放置すると発症しやすくなります。歯の色が黄ばんだり、黒ずんだりするだけでなく、歯冠(歯の外に出ている部分)の形態にまで異常が認められるようになります。
歯の黒ずみや黄ばみを予防する方法は?
歯の黒ずみや黄ばみなどの着色を予防したいのであれば、上述したような食生活や喫煙習慣を改めることが一番です。歯が黒ずんだり、黄ばんだりする食品は、見るからに色が濃いため、どんな食品や飲料を避けるべきかの判断は、容易かと思います。ただ、コーヒーやお茶などを飲むことは、ある意味生活の一部になっている人も少なくないため、完全にやめるのは難しいかもしれませんね。そういったケースでは、飲む頻度を落としたリ、飲んだあとにうがいや歯磨きをするなどしたりして、対応してみましょう。
喫煙習慣については、ぜひともやめることをおすすめします。喫煙習慣は、歯の黒ずみや黄ばみの原因となるだけでなく、全身の健康へも悪影響を及ぼすため、1日でも早く禁煙することが望ましいからです。
歯の着色を重曹で落とす方法は?
重曹には強い研磨作用がありますので、歯の黄ばみや黒ずみなどのしつこい汚れも、ある程度は落とすことができます。重曹で汚れを落とす方法は、いたってシンプルで、大さじ1杯の水に重曹を適量溶かすだけです。普段使用している歯磨き粉のように、ある程度ペースト状にして歯歯ブラシにつけて歯磨きをします。あるいは、重曹水でうがいをしたあとに、通常通り歯磨きをする方法もあります。
重曹水でうがいをするだけでは、歯に汚れがつくのを抑えたり、虫歯になりにくくしたりするだけですので、歯の黄ばみや黒ずみを落とすことはできません。
歯の着色を重曹で落とすリスクは?
重曹は、衣類の洗濯に使われるほど漂白することが得意な物質ですが、それでいて飲んでも人体に害はありません。重曹は、食品添加物としても使われるほど安全なのです。
しかし、重曹には研磨効果、すなわち歯を削る効果があります。重曹で歯が白くなったことが、エナメル質を削ったことになる可能性はゼロではありません。また、重曹は刺激が強いので、口の中の粘膜を傷つける場合もあります。
さらに重曹は、口の中をアルカリ性にする効果があります。口の中がアルカリ性になると歯石が付着しやすくなります。
歯の黄ばみを安全で手軽に改善するホワイトニング方法は?
ご説明してきたように、重曹を使ったホワイトニングはリスクがあるため、あまりおすすめできません。
また、歯科医院のホワイトニングは、沈着した汚れを化学的に除去することができますが、費用は1回当たり数万円かかるのが全国的な相場であり、気軽に受けるのはなかなか難しいでしょう。そこで、もうひとつの選択肢として挙げられるのが「セルフホワイトニング」です。セルフホワイトニングとは、歯科医師や歯科衛生士ではなく、自分自身で施術するホワイトニング方法で、ホワイトニングサロンで行うのが一般的です。
多くのサロンでのセルフホワイトニングでは、汚れを落とす程度の効果しか見込めませんが、HAKARAセルフホワイトニングのように亜塩素酸ナトリウムを主成分とするホワイトニング剤を使って、歯科医院で行われるホワイトニングと同じメカニズムで、歯質内部の汚れを落として黄ばみを白くすることもできるサロンも登場しています。
まとめ
コーヒーやお茶、それからカレーといったごく普通の食品の中に、歯の着色を促進するものが含まれています。どれも、多くの人が何気なく口にしているものですから、意外に思われるかもしれませんよね。これから、歯の黄ばみや黒ずみなどを予防しようと考えている人は、そうした着色性の食品を避けるようにしましょう。
また、重曹を使った歯磨きで歯を白くすることはできますが、かなりリスクの高い方法である点に注意しましょう。安全に安価で確実に歯を白くしたのであれば、HAKARAセルフホワイトニングがおすすめです。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前