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歯みがき

歯槽膿漏で排膿が多い方の歯磨き法

 

歯槽膿漏で排膿が多い方の歯磨き法

歯槽膿漏でお悩みのみなさんは、歯茎の痛みや膿がお口の中に染み出る不快感に悩まされていらっしゃる方も多いのでないでしょうか?歯槽膿漏の治療は、歯科医院でのケアというよりも毎日おこなうホームケアである「歯磨き」がとても重要になるのをご存知ですか?

そこで今回、歯槽膿漏でお困りの方へおすすめの歯磨き法や歯ブラシ・歯磨き粉の選び方などをご紹介したいと思います。

 

歯槽膿漏に罹っている方にこそ必要な「歯磨き」

 

歯槽膿漏に罹っている方にこそ必要な「歯磨き」

 

「歯磨き」って、歯を磨くだけではないんです。歯と歯ぐきの境目もしっかり磨かなければなりませんし、歯茎をマッサージすることも必要なのです。歯槽膿漏はそこがしっかりできていないことで罹る病気といってもよいかもしれません。

 

歯槽膿漏対策には「歯磨き」が必須!

歯周病が進行し、排膿(膿が溜まり、お口の中に沁み出るほど進行した状態)するまでの状態になっているということは、歯茎がブヨブヨと腫れて歯と歯ぐきのすき間である「歯周ポケット」もかなり大きくなっている状態のはずです。

痛みがあることや排膿があることで、歯磨きの際に歯茎を磨くことを躊躇していませんか?痛みや排膿が気になって歯ブラシの当て方がおろそかになってしまうと、歯槽膿漏の治りも悪く悪循環になってしまうんです!

そこで重要なのが「歯磨きの方法」というわけです。

 

なせ歯槽膿漏に歯磨きが重要なのか

歯槽膿漏を治療するためには、「歯周ポケット」をケアしてあげることが必須です。

この「歯周ポケット」とは、歯と歯ぐきの境目にある空間のこと。通常歯茎が健康であれば1~2ミリの浅い空間でほとんど隙間がわかりません。しかし歯肉炎になり歯ぐきが炎症を起こすことで歯周ポケットが深くなり、隙間に歯垢(プラーク)が溜まりやすくなってしまいます。そしてさらに炎症が悪化しどんどんポケットが深くなるため、歯磨きの際にしっかり歯周ポケット内を清掃してあげることが必要になるんですね。

 

まずは「道具選び」!歯槽膿漏ケアのための歯ブラシと歯磨き粉

最近では歯ブラシや歯磨き粉も歯周病ケアのための製品が充実しています。

もちろんケアは歯磨きの方法が一番重要ですが、歯ブラシの形状や性質、歯磨き粉の成分など歯槽膿漏ケアのために最適なものを選択するのも効果アップにつながりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

歯槽膿漏に効く歯ブラシ選び

まずは歯ブラシの硬さ。歯茎が腫れて膿が混じった血液が出やすいので、「やわらかめ」と表記されたハブラシを使いましょう。また、毛先は先が細く加工された「テーパード」というタイプがおすすめです。毛束(ヘッド)部分はコンパクトなものが細かい部分まで届きます。毛先がやわらかい分、汚れを落とす効果は劣ってしまいますので、ゆっくりていねいにブラッシングしましょう。

 

歯磨き粉

市販されている歯磨き粉のパッケージに「歯槽膿漏に効果的」と書かれたものがありますよね。しかしあくまでも予防や症状の緩和に対する効果で、症状を治す効果なかなか期待できないのです。

ですが、配合されている薬用成分には、殺菌効果のある成分や弱った歯茎を健康にするための成分などが配合されていますので、何も効果が無いとも言い切れません。

「歯磨き粉で治す」という期待はできなくても、補助効果は期待できることもありますので、歯槽膿漏の症状でお困りであれば選択するのもよいでしょう。

 

歯槽膿漏ケアのための歯磨き法

 

歯槽膿漏ケアのための歯磨き法

 

では、歯槽膿漏ケアのために最適な歯磨き法をご紹介していきましょう。しっかりと歯茎のケアができるように、洗面所の鏡の前や手鏡を持ってご自分のお口の中を確認しながらおこなうようにしてくださいね。

 

歯ブラシのヘッドを歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てましょう

歯槽膿漏を改善していくためには、歯茎にできた深い歯周ポケットを浅くしていくことが目標です。そのためには歯茎の中に歯垢(プラーク)が残らないことがポイントになります。

歯と歯ぐきの境目である歯周ポケットの入り口に毛先を45度の角度に当たるようにし、毛先が歯周ポケットに入るようにします。

 

軽い力でていねいに磨く

毛先が歯と歯茎の間にしっかり当たったら、歯1~2本分ずつ(横に数ミリ単位)の幅で小刻みに微振動を加えるような感じで磨きましょう。1箇所20回が目安です。間違っても横に大きくゴシゴシと擦るのは、弱った歯茎を余計に傷つけてしまう可能性がありますので絶対にやめてくださいね。

 

歯ブラシの後は清掃補助具を使いましょう

歯ブラシで歯と歯茎を磨いた後は、細かい部分やポケットの深い部分に取り残してしまった汚れを清掃補助具を使って清掃しましょう。

 

歯磨きのあとにおすすめの清掃補助具

健康な歯茎の人でも歯磨きでの清掃効果は約60%くらいといわれており、歯槽膿漏の場合は歯周ポケットが邪魔してさらに清掃効果は下がってしまいがちです。

そこでデンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃補助具を併用することをおすすめします。

 

デンタルフロスの使用方法

デンタルフロスは必要な長さ(約30センチ程度)にカットし、左右の人差し指に巻き付けて親指で挟んでコントロールします。歯と歯の間にゆっくりとノコギリを引くようなイメージで前後に動かしながら通します。

細部に動かすためには糸巻きタイプがおすすめですが、操作が難しいと感じる方は、ホルダータイプや使い捨てのホルダー状(糸ようじ)のものもあります。

 

歯間ブラシの使用方法

歯間ブラシは歯槽膿漏で歯茎が下がって隙間が生じた部分を清掃するブラシです。歯と歯の間は、歯茎に近い部分の方が隙間が広くなっているため、その部分にブラシの先端をゆっくり挿入します。そしてブラシを徐々に歯の頭の方へ動かして汚れを掻き出します。

隙間の大きさによって最適な大きさが違いますので、購入のさいに気を付けて選んでくださいね。

 

デンタルリンスでお口の中を清潔に保つのもGood!

歯槽膿漏の原因となる「歯周病」を発症させる原因は、お口の中の常在菌です。歯垢も細菌の塊。歯垢を除去するための歯磨きである「プラークコントロール」をおこなうことが歯槽膿漏改善のために最も有効な方法ですが、お口の中の細菌の数をできるだけ増やさないケアもプラークコントロールといえます。

そこで「デンタルリンス」といううがい薬を取り入れてみるのもおすすめです。寝る前の歯磨きの後、お口に含んでくちゅくちゅとうがいをします。抗菌作用などにより、就寝中に菌が増殖するのを予防してくれる効果が期待できます。

また、日常使われてもお口の中がスッキリするので、排膿での不快感も緩和させることができるのでおすすめですよ。

 

まとめ

歯磨きは歯を磨くだけのものではなく、実は歯槽膿漏ケアにも重要なもの。そしてただ磨くだけでは改善されませんので、歯槽膿漏改善のためのケア法を身につけてホームケアに取り組んで頂ければきっと歯茎が健康になりますよ。

今回ご紹介した方法やケア用品を参考にホームケアをされるのもよいのですが、ご自身のお口の状態を知るのも重要です。まずは歯科を受診することをおすすめします。

 

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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