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ホワイトニング

重曹で歯のホワイトニング(クリーニング)を自宅でする方法とは?

 

重曹で歯のホワイトニング(クリーニング)を自宅でする方法とは?

 

黄ばんだ歯や黒ずんだ歯というのは、見ていてあまり気持ちの良いものではありませんよね。口元が汚いと、その人の印象そのものが悪くなりますので、できるだけ気を使いたいものです。

 

ただ、歯のホワイトニングを歯科医院で受けるとなると、それなりの費用がかかるため、経済的に余裕がなければなかなか手を出すことができません。そこで重宝されているのが重曹による歯のホワイトニングです。

 

ここでは、重曹を使って自宅で歯をホワイトニングする方法について詳しく解説します。

 

重曹を使った歯のホワイトニング(クリーニング)方法とは?

 

重曹を使った歯のホワイトニング(クリーニング)方法とは?

 

重曹を使って、自宅で歯をホワイトニングあるいはクリーニングする方法は、とっても簡単です。用意するものは、水道水と重曹、それから普段使用している歯ブラシだけです。この3点があれば、自宅に限らず旅先でもどこでも、重曹による歯のホワイトニングを行うことができます。

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重曹を使った歯のホワイトニング(クリーニング)の手順とは?

 

重曹を使った歯のホワイトニング方法は、細かく3つに分けることができます。

 

重曹と水でペーストを作る

 

1つ目は、重曹と水を合わせて、歯磨き粉のようなペーストを作る方法です。大さじ1杯の重曹に適量の水を混ぜていくことで、ペースト状にしていきます。あとはこれらを歯ブラシに付けて、普段通り歯を磨いていくだけです。

 

重曹を歯ブラシに直接振りかける

 

2つ目は、重曹を直接歯ブラシに振りかける方法です。歯ブラシを少し濡らし、その上から重曹を直接振りかけます。ペースト状にする方法よりも、重曹の研磨効果が高くなる反面、歯を傷つけやすくなりますので注意が必要です。

 

重曹水でうがいをする

 

3つ目は、重曹水を作ってうがいをする方法です。500mlの水に小さじ1杯の重曹を溶解させて、うがい薬を作ります。このうがい薬を口腔内に十分行き渡らせた後、口から吐き出して歯磨きを行います。口腔内に残存する重曹が少ない分、研磨効果は低くなりますが、安全性は高まります

 

重曹で歯をホワイトニングするデメリットは?

 

重曹で歯をホワイトニングするデメリットは?

 

重曹を使った歯磨きによるホワイトニングは確かにたいへん手軽ですが、次に挙げるようなデメリットがあるので注意しましょう。

 

強い研磨力で歯が削られてしまう

 

重曹は汚れを落とすクレンザーにも使用されているほど研磨作用が強いため、歯についた汚れだけでなく、歯の表面のエナメル質まで削られてしまいます。歯の表面のエナメル質が削られると、象牙質が見えて歯が黄ばんで見えるようになります。また、歯の表面が傷つくと汚れが付着しやすくもなってしまいます。

 

塩分の過剰摂取につながる

 

重曹にはたくさんの塩分が含まれているため、誤飲してしまった場合には大量の塩分を接種することになります。たとえ、飲み込まなかったとしても、口腔内の粘膜から塩分が少しずつ吸収されていきます。持病があって、医師から塩分を控えるように言われている方は、重曹の使用は避けたほうがよいでしょう。

 

口腔内の粘膜がダメージを受ける

 

重曹は弱アルカリ性の物質であるため、重曹の濃度が高すぎたり、重曹による歯磨きやうがいをやりすぎたりすると、口腔内の粘膜がダメージを受けるケースもあります。

 

歯垢が付着しやすくなる

 

先ほど説明したように重曹は弱アルカリ性なので、濃度が高いものを使ったり、使う頻度が多すぎたりすると口の中がアルカリ性に傾きます。そうなると歯垢の再石灰化が促され、歯に歯垢がつきやすくなってしまいます。

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歯科医院のホワイトニングとの違いは?歯科医院

 

歯科医院のホワイトニングと重曹でのホワイトニングは別物

 

重曹を使った歯のホワイトニングについて考える上で、どうしても比較対象として出てくるのが歯科医院のホワイトニングですよね。歯科医院のホワイトニングでは、高額な費用がかかる分、持続期間やホワイトニング効果が大きく異なるように思えるからです。

 

ただ、まず前提として知っておいて頂きたいのは、両者は歯のホワイトニングという観点では、全く別の作用で歯を白くしているという点です。

 

歯科医院のホワイトニングは歯そのものが白くなる

 

歯科医院のホワイトニングは、過酸化水素などの薬剤を用いて、歯を漂白します。つまり、歯そのものを白い組織に作りかえているのです。ですから、ホワイトニング効果も高いですし、持続期間も長いといえます。具体的には数か月間、白く美しい歯を維持することが可能です。

 

重曹でのホワイトニングはあくまで歯のクリーニング

 

重曹で歯をホワイトニングすることは、漂白ではなくあくまで歯のクリーニングでしかありません。歯の表面に付着した茶渋やタバコのヤニなどを強い研磨作用によって取り除くだけなのです。

 

そのため、歯科医院でのホワイトニングと比べると、ホワイトニング効果が低く、持続期間も短くなります。具体的には、着色性物質を頻繁に口にするような生活習慣であれば、数日から数週間で再び歯が汚れてきます

 

まとめ

 

重曹で歯をホワイトニングする方法はとてもシンプルで、自宅でも旅先でも行うことができますが、あくまで歯のクリーニングでしかないことを知っておきましょう。本当の意味で歯を白く美しくホワイトニングするのであれば、歯科医院やHAKARAセルフホワイトニングのようなホワイトニングサロンで施術してもらうことをお勧めします。

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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