ホワイトニング

こんな症状にお悩みではありませんか？

• 歯が黄ばんでいる
• 歯の色が悪くて口元を隠す癖がある
• ブラッシングやクリーニングで落とせない歯の汚れがある
• 市販のホワイトニンググッズを使っても歯の黄ばみが改善されない
• 安全性の高い方法で歯を白くしたい
• 歯を削らず、ダメージを与えずに白くしたい

歯の色や形、歯並びへの関心は年々高まっています。とくに気軽に行えるホワイトニングを希望される方が急増しています。歯科医院のホワイトニングなら安全性や確実性を確保した上で、上記の悩みを解消することが可能です。谷塚、草加、越谷近郊でホワイトニングに関心のある方は、お気軽にハーツデンタルクリニック谷塚駅前までご相談ください。

ホワイトニングの種類と選び方

歯のホワイトニング

 

歯に自信があると、人に笑顔を見せたくなるものですよね。気になる歯の着色や黄ばみを、歯を削らずに白くするのが「歯のホワイトニング」。ホワイトニングには、医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングの２つの方法があります。

 

歯科医院でのホワイトニングは、漂白作用のある薬剤を使って歯を白くする方法です。市販のホワイトニング商品では、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白剤を用いることができないため、白くなる効果は期待できません。歯科医院のホワイトニングとは根本的に効果が異なります。歯科医院のホワイトニングでは、エナメル質内部に入り込んだ着色汚れを化学的に分解・除去できて、元々の歯の白さ以上に白くできるのが特長です。

「一度ホワイトニングをすれば、一生白い歯でいられますか？」とよく質問されますが、コーヒーや着色料の入った食品、タバコのヤニなどが付着すると時間とともに、歯は汚れてしまいます。

ハーツデンタルクリニック谷塚駅前では、お手頃な価格設定をしていますので、試しにホワイトニングするという感覚でお試しください。

オフィスホワイトニング

自然な輝きを放つ新オーラルケア

「オフィスホワイトニング」は、歯科医院ならではのホワイトニングプログラムです。一般的に高額で、手の出ないものであるというホワイトニングの既成概念を覆し、安価な価格設定を実現しています。これは少ない施術で効果が得られることと共に、続けることでさらなる美しさを追求できることを意味しています。本当に欲しかった“白さ”を。

オフィスホワイトニングの料金

◆初回のみ　税込16500円(上下)
◆２回セット　税込27500円(上下)
＊上顎のみ希望の場合もこの価格です。

ホームホワイトニング

ご自宅でゆっくり時間を問わず、自分のペースでリッチなオーラルケアを！

口内が美しくなれば、もっと健康になりたい、逆に口内が健康になれば、もっと美しくなりたいというのは、誰しも考えることです。「ホームホワイトニング」は、単なる歯の美しさ・白さだけでなく、歯と口内の健康までも考慮したトータル・オーラルケアのために開発された技術です。

ホームホワイトニングは、歯科医師の施術・指導の後、一定期間、患者様が自分でホワイトニングケアを行います。

こうした“自宅のホワイトニング”は、手順の煩雑さや複雑さ、また十分なホワイトニング効果が得られなかったということから、決して満足のいくものではありませんでした。そこで、安全性はもちろんのこと、セルフホワイトニングケアであっても、白く美しい歯を手に入れられるよう開発・改良されたのが、このホームホワイトニングなのです。

「自分の家、自分のペースでホワイトニングができる」のがメリットとは言え、求めるべき本来の効果が得られなければ意味がありません。当然のことながら、つまり透明感のある自然な白さ・美しさといった歯を手にすることができます。ぜひともあなたのペースで、あなたが本当に求める“白く美しい歯”を手にしてください！

 

ホワイトニングにデメリットはある？

「ホワイトニングのリスクと注意点」

 

歯科のホワイトニングは、ブラッシングやクリーニングで落とせない汚れを化学的に分解・除去できるというメリットがありますが、デメリットも気になることでしょう。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングにはそれぞれ次に挙げるようなデメリットを伴います。

 

オフィスホワイトニングのデメリット

知覚過敏の症状が出ることがある

オフィスホワイトニングでは、過酸化水素という漂白剤を使用することから、歯がしみる等、知覚過敏の症状が出やすくなることがあります。ホワイトニングに伴う知覚過敏は、あくまで一時的な症状なので過剰に心配する必要はありませんが、その不快感が苦手でなかなか一歩踏み出せないという方も少なくはありません。

ただし、このデメリットは歯が健全な状態であれば、そのリスクも低減されます。つまり、オフィスホワイトニングの知覚過敏は、必ず伴うデメリットというわけではないのです。

 

歯の質によって十分な効果が得られないことがある

オフィスホワイトニングは、歯を白くする作用が高い施術法ですが、歯質の状態によって得られる効果も大きく変わってきます。適切な方法で施術したとしても、結果としてほとんど歯が白くならなかったというケースもゼロではないため、その点はご注意ください。また、歯の状態によっては色ムラが生じるデメリットも伴います。

 

施術を受けられないことがある

オフィスホワイトニングでは、過酸化尿素からなる薬剤を使用することから、無カタラーゼ症や妊娠中・授乳中の女性、発育期のお子さんには適応が難しいです。また、歯の表面に亀裂が入っていたり、重度の虫歯・歯周病を患っていたりする場合もすぐに施術することはできませんので、お気軽にハーツデンタルクリニック谷塚駅前の歯科医師へご相談ください。

 

ホームホワイトニングのデメリット

歯が白くなるまでに時間がかかる

ホームホワイトニングのデメリットとしてはまず「歯が白くなるまでに時間がかかる」点が挙げられます。具体的には、自宅での施術を2週間ほど継続することで、ホワイトニング効果を実感できるようになります。

 

自分で施術する手間がかかる

ホームホワイトニングは、歯科医院に通院する必要はないのですが、施術を自分で行う手間がかかります。ホームホワイトニングの施術はそれほど大変な作業ではないものの、毎日行うのは面倒と感じる方にはデメリットが大きい方法といえます。

 

過酸化水素で白くするメカニズム

 

 

歯科のホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があります。この2つは施術方法に明確な違いがあるのですが、実は使用する薬剤にも違いが見られます。オフィスホワイトニングは過酸化水素が主成分の薬剤を使って、歯を漂白します。過酸化水素が配合されたホワイトニング剤は、専用の機械で光を照射することで、活性化させることが可能です。

 

さらに、唾液と反応する過程で活性酸素が生成さます。この活性酸素がエナメル質の内部に沈着した着色汚れを分解し、黄ばみを改善することができるのです。

 

ホワイトニング剤の安全性について

 

ホワイトニングは歯を漂白する処置です。そのメカニズムは、衣類の漂白処置とほぼ同じであるため、安全性に不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。その点はご安心ください。オフィスホワイトニングの主成分である過酸化水素は、歯を白くすること以外でも広く活用されている物質だからです。例えば、オキシドールは傷口の消毒やうがい薬として皆さんも日常的に使用していることでしょう。外傷で負った傷に塗布しても問題ないのですから、歯に作用させたとしても大きなトラブルに発展するリスクは極めて低いといえます。

 

それでも過酸化水素が歯に対してダメージを与えないか心配だという方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、しつこい着色汚れを化学的に分解・除去できるのなら、エナメル質にもそれなりのダメージが及びそうなものです。けれども、過酸化水素による歯へのダメージは、歯をコーラに浸けた時よりも少ないことがわかっています。つまり、普段、何気なく飲んでいるコーラよりも歯への影響が少ないのが過酸化水素を用いたオフィスホワイトニングなのです。

 

専門家による施術が安全性を保証

 

オフィスホワイトニングは、歯科医師か歯科衛生士が行います。どちらも国家資格を持ったお口の専門家ですので、過酸化水素という漂白剤を使ったオフィスホワイトニングも安全に遂行することが可能となっています。現状、日本では歯科医師の監督の下でなければ、過酸化水素によるオフィスホワイトニングを患者さんに施術することは許されていません。

 

海外から個人輸入したオフィスホワイトニングの薬剤は、インターネットで購入することが可能となっていますが、素人が取り扱うと歯や歯茎を傷めることがあるため、十分にご注意ください。

 

過酸化尿素で白くするメカニズム

 

オフィスホワイトニングで使用する薬剤の主成分は「過酸化水素」ですが、ホームホワイトニングの場合は「過酸化尿素」となります。

 

過酸化尿素は水に触れると迅速に酸素と尿素に分解される性質を持っています。尿素自体は人間が体から排泄する物質であるため、安全性が高い薬剤として評価されています。ホワイトニングはアメリカでは約20年前から広く行われており、多くの大学の研究によってその安全性が確認されています。とくに化学反応や緩やかに進むホームホワイトニングは、歯に損傷を与えず、かつ軟化させずに歯を安全に白くすることが可能です。

 

ホワイトニングの本場はアメリカですが、日本国内でも、多くの歯学部や歯科大学の研究室でホワイトニング剤に関する研究が継続的に行われ、数多くの論文が発表されています。これにより、歯のホワイトニング剤の安全性が保証されています。

 

過酸化尿素の濃度と安全性についてさらに言及すると、これは一般的な消毒用のオキシドールとほぼ同じ成分といえます。オキシドールは一般的に安全と考えられていますが、口内に不注意に入れると火傷の危険性があることに留意する必要があります。ちなみに、ホームホワイトニング用の薬剤は通常、濃度が10％以下で提供されており、オフィスホワイトニングの薬剤よりは安全に取り扱えるようになっています。

 

過酸化尿素を使うメリット

 

過酸化尿素による化学反応は、過酸化水素よりも緩やかに進むため、オフィスホワイトニングほど高い即効性は期待できません。ホームホワイトニングで歯が白くなる効果を実感できるまでに2週間程度を要するのはそのためです。1日1～2時間の施術を毎日行って、その効果が得られるのが2週間後となると、あえてホームホワイトニング選ぶメリットもそれほどないように感じます。けれども、ホームホワイトニングには、オフィスホワイトニングでは得られないメリットがいくつかあるのも事実です。

 

過酸化尿素による化学反応が緩やかに進むということは、薬剤をエナメル質へとじっくり浸透させることにもなるため、ホワイトニング効果が長持ちしやすくなるのです。過酸化水素を使ったオフィスホワイトニングは、3～6ヵ月くらい効果が持続すると言われていますが、過酸化尿素を使ったホームホワイトニングの場合は、6～12ヵ月くらい歯の白さが長持ちします。これは過酸化尿素を使ったホームホワイトニングによる大きなメリットといえるでしょう。その他、ホームホワイトニングには通院する手間や時間を省ける、マイペースに歯を白くできる、オフィスホワイトニングよりも費用が安い、といったメリットも伴います。

 

ホワイトニングにかかる費用はどのくらい？

 

歯科のホワイトニングは、エナメル質の内部からきれいにできる優れた施術法ですが、費用・値段の面で不安を感じている方が多いようです。確かに、歯科のホワイトニングでは特別な薬剤を使用するだけでなく、施術するのが歯科医師や歯科衛生士といった国家資格保持者であることから、費用・値段が高くなります。そこでまずオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つに分けて、全国的な費用相場を解説します。

 

オフィスホワイトニングの費用相場

 

オフィスホワイトニングは、まさに上段で述べた歯科のホワイトニングであり、施術はすべて専門家が行います。その分、ホワイトニングにかかる費用・値段も高く、全国的には20,000～70,000円程度で提供している歯科医院が多くを占めます。ホワイトニングの値段に幅があるのは、自費診療だからです。自費診療では、歯科医院ごとに値段・費用を自由に決められることから、相場にも大きな開きが見られます。しかもオフィスホワイトニングは比較的高額な費用がかかる施術法なので、歯科医院によって値段に大きな違いが見られやすくなっているのです。

 

ちなみに、ハーツデンタルクリニック谷塚駅前では、オフィスホワイトニングを初回のみ16,500円（税込）、2日間（2回目）のセットプランは27,500円で提供しております。この値段でオフィスホワイトニングの上下を実施している歯科医院は谷塚、草加、越谷周辺で珍しいと言えるでしょう。

 

ホームホワイトニングの費用相場

 

ホームホワイトニングは、自宅で患者さん自身が施術をする方法です。オフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも刺激が少ないものが用いられるため、即効性はそれほど高くはありませんが、持続性に優れています。また、オフィスホワイトニングのデメリットとして第一に挙げられる知覚過敏が起こりにくい点もホームホワイトニングの特筆すべき特徴のひとつといえます。

 

そんなホームホワイトニングの値段・費用相場は、25,000～50,000円程度となっています。ホームホワイトニングでは、患者さん専用のマウストレーを作る必要があるため、少なくとも25,000円程度の費用がかかるのが一般的といえます。ですから、歯科医院によってはオフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングの値段の方が高くなる場合もあり得えます。谷塚駅前周辺の歯科医院でも、ホームホワイトニングの値段設定には大きな幅が見られるといえるでしょう。

 

ハーツデンタルクリニック谷塚駅前では、「HAKARAセルフホワイトニング」というホームホワイトニングに対応しております。低価格で短期間に歯を白くできるホワイトニングサービスで、従来のホームホワイトニングが持つデメリットのいくつかを解消できます。基本プラン（シングルケア）は初回限定70％OFFで利用できるため、1,660円（税抜）でホームホワイトニングを体験可能です。谷塚駅前周辺でホームホワイトニングを検討されている方はぜひ当院までご相談ください。

 

ホワイトニングの自宅でのケア方法

美しい白い歯を保つために、日常のちょっとした習慣が大きな差を生むことがあります。以下の4つのポイントを実践し、常に清潔で健康的な歯を維持しましょう。

 

【ポイント1】毎食後に歯磨きをする

食後は口の中の環境が酸性に傾き、これが虫歯や歯の着色の原因となります。食後すぐに歯磨きをすることで、食べかすや細菌の蓄積を防ぎ、酸性状態を中和することができます。特に甘いものや炭水化物を多く含む食事をした後は、歯磨きの重要性が増します。患者さんが外出先で歯磨きが難しい場合は、水やお茶で口をゆすぐだけでも効果があります。

 

【ポイント2】フッ素入りの歯磨き粉を使う

ホワイトニングケアで特に推奨されるのが、フッ素入りの歯磨き粉を使用することです。フッ素は歯の再石灰化を促進し、歯のエナメル質を強化します。これにより、歯が外部の汚染物質に対して強くなり、着色汚れの付着を防ぎます。毎日のブラッシングでフッ素を歯に供給することで、美しい白い歯を長期にわたり維持することが可能です。

 

【ポイント3:】色の濃い飲み物を飲んだ時はこまめにうがいをする

コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色素が強い飲み物は、歯の表面に着色を残しやすいです。これらを飲んだ後は、可能な限りすぐにうがいをして口の中をきれいにすることが重要です。うがい用の水を携帯する、または飲み物をストローで飲むことで、直接歯に触れるのを防ぐ方法も効果的です。

 

【ポイント4】歯と歯の間の汚れはフロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れは、虫歯や歯周病、さらには着色の原因となります。フロスや歯間ブラシを使用することで、これらの隙間の汚れを効果的に除去できます。特に就寝前のケアは重要で、一日の終わりに徹底的に清掃することで、夜間の細菌の活動を抑えることができます。

これらの簡単なステップを毎日のルーティンに取り入れることで、自宅でのホワイトニングケアを効果的に行うことができます。定期的な歯科診察と併せて、これらの自宅ケアを続けることで、常に健康で美しい笑顔を保つことができるでしょう。

 

ホワイトニングの長期間効果を持続させるコツ

施術後も美しい白さを長持ちさせるには、日常生活での注意が必要です。ここでは、ホワイトニングの効果を長期間保つための5つのポイントをご紹介します。

 

【ポイント1】 色素の強い食品の摂取を控える

ホワイトニング後の歯は、色素の強い食品や飲料により着色しやすくなっています。特にコーヒー、紅茶、赤ワイン、ソイソースなどは色が濃く、歯に直接影響を与えるため、これらの摂取は控えめにしましょう。また、カレーやベリー類も同様に避けるべきです。色素の強い食品を摂取する場合は、ストローを使用することで直接的な接触を減らし、着色リスクを低減できます。

 

【ポイント2】 飲食後は歯磨きをする

食後の歯磨きは、ホワイトニング効果を維持する上で非常に重要です。食事や飲み物に含まれる色素が歯の表面に付着する前に、丁寧にブラッシングすることで、着色やプラークの蓄積を防ぎます。外出先でも、可能であれば食後は歯を磨く習慣をつけましょう。ポータブルの歯ブラシやデンタルフロスを携帯することもおすすめです。

 

【ポイント3】 ホワイトニング直後に色の濃い食品を口にしない

ホワイトニング直後の24時間は、特に歯が色素を吸収しやすい状態にあります。この期間中は色の濃い食品や飲料は完全に避けるようにしてください。透明または白い飲食物、例えば水や牛乳、白身魚や鶏肉などが安全です。

 

【ポイント4】正しい方法で歯磨きをする

毎日の歯磨きはただ行うだけではなく、正しい方法で行うことが大切です。柔らかい歯ブラシを使用し、歯と歯茎を傷つけないように優しくブラッシングしましょう。歯磨き粉もホワイトニングに適したものを選び、フッ素含有のものが理想的です。また、ブラッシングの際は、歯のすべての面を磨くよう心がけてください。

 

【ポイント5】歯科医院のクリーニングを定期的に受ける

定期的な歯科医院でのクリーニングは、ホワイトニング効果を持続させるために非常に有効です。専門的な機器で行うクリーニングは、自宅でのケアでは取り除けない汚れやプラークを除去します。また、歯科医師や歯科衛生士が正しい歯磨き方法を指導してくれるため、日常のケアも向上します。

これらのポイントを実践することで、ホワイトニング後の美しい白い歯を長期間維持することが可能になります。日々の小さな努力が、健康で美しい笑顔を保つための鍵となるでしょう。

 

ホワイトニングの対象となる歯の色

ホワイトニングの対象となる歯の色や症状には制限があります。ここでは、どのような歯の変色がホワイトニングで改善可能なのか、またどのような状況がホワイトニングの対象外となるのかについて解説します。

 

ホワイトニングが適した歯の変色

ホワイトニングは、特に軽度から中等度に見られる歯の黄ばみや軽い茶色の変色に効果的です。これらの変色は、日々の飲食物によるものや、加齢によって自然と発生する場合が多いです。コーヒー、紅茶、ワインなど色素の強い飲み物や、タバコの使用が原因で起こる歯の着色も、ホワイトニングによって改善が期待できます。

 

ホワイトニングが難しいケース

一方で、ホワイトニングでは効果を得にくい歯の変色もあります。具体的には以下のような症例です。

エナメル質形成不全症による歯の変色

エナメル質形成不全症は、お子さんの歯が形成される過程で、エナメル質が正常に形成されない疾患です。この状態で生じる歯の変色は、ホワイトニングでは改善が困難であり、通常は他の審美歯科治療が推奨されます。

歯髄の失活による歯の黒ずみ

歯の内部にある歯髄が何らかの原因で死んでしまい、その結果として歯が黒く変色する場合があります。このタイプの変色は、内部からの変色であるため、ホワイトニングでは白くすることが難しいです。この場合も、被せ物やラミネートベニアなど他の方法での対応が一般的です。

他の治療法が適している場合もあります

ホワイトニングは多くの患者さんが求める美しい白い歯を得るための効果的な手段ですが、すべての歯の変色に対応できるわけではありません。エナメル質形成不全症や歯髄の失活といった特定の症状には他の治療方法を検討する必要があります。ホワイトニングをご検討の場合は、まずは歯科医院でしっかりとした診断を受け、最適な治療方法を探すようにしてください。

 

ホワイトニングの歯科医院選びのポイント

 

 

ホワイトニングを受けようと考えている方々にとって、歯科医院選びは重要なステップです。ここでは、ホワイトニングの歯科医院選びのポイントを6つに分けて解説します。

 

【ポイント1】事前に必要な検査や治療の説明があるか

ホワイトニングを行う前に、患者さんの口腔状態や歯の健康状態を詳しく把握するための検査や、必要な治療がある場合はそれについての説明があるかどうかを確認しましょう。お子さんの場合も同様です。口腔内の問題がある場合、それらを解決せずにホワイトニングを行うことはリスクが高まります。

 

【ポイント2】費用は明確か

ホワイトニングの費用について、明確かつ分かりやすく提示されているかを確認しましょう。追加料金が発生する場合や、保険が適用されない場合についてもきちんと説明されているかを確認し、予想外の費用負担を避けることが大切です。

 

【ポイント3】ホワイトニング薬剤の濃度はどうか

ホワイトニングに使用される薬剤の濃度は、効果や安全性に大きく影響します。過剰な濃度の薬剤を使用すると、歯茎や歯の神経にダメージを与える可能性があります。適切な濃度の薬剤を使用しているか、そしてその理由について説明を受けることが重要です。

 

【ポイント4】安全性が保証されたホワイトニング剤を使っているか

安全性が確保されたホワイトニング剤を使用しているかどうかを確認しましょう。FDA（米国食品医薬品局）や厚生労働省の認可を受けた薬剤であるか、またその成分や副作用について正確な情報が提供されているかを確認することが大切です。

 

【ポイント5】リスクやトラブルなどについて説明をきちんと行ってくれるか

ホワイトニングにはリスクやトラブルの可能性があります。例えば、歯の敏感症状や過剰なホワイトニングによる歯の弱体化などが挙げられます。歯科医院がこれらのリスクやトラブルについて適切に説明し、その対処法や予防法を提案してくれるかどうかを確認しましょう。

 

【ポイント6】アフターケアは万全か

ホワイトニング後のアフターケアも重要です。適切なアフターケアを行わないと、ホワイトニング効果が持続しないだけでなく、歯や歯ぐきにダメージを与える可能性があります。歯科医院が適切なアフターケアの方法や注意点をしっかりと教えてくれるかどうかを確認しましょう。

以上のポイントを押さえて、ホワイトニングを行う歯科医院を選ぶことが大切です。安全性や効果を重視し、患者さんやお子さんの健康を守るためにも、慎重な選択が求められます。

 

ホワイトニングの保険適用条件

ホワイトニングには、原則として保険が適用されません。ホワイトニングというは、歯の黄ばみや黒ずみを改善する目的で行われるものなので、審美治療の一種としてみなされます。現状、日本の保険制度では、審美性の向上だけを目的とした処置には保険が適用されないことから、ホワイトニングは自費診療となる点に注意が必要です。ホワイトニングには、歯列矯正やインプラントのような例外的に保険適用されるケースも存在していません。