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歯みがき

歯ブラシの正しい使い方・選び方を徹底解説

 

歯ブラシの正しい使い方・選び方を徹底解説

 

毎日、使う歯ブラシですが、その正しい使い方や自分に合った歯ブラシの選び方で迷っている方も多いようです。そこで今回は、歯ブラシの正しい使い方・選び方を徹底解説します。

 

歯ブラシの正しい使い方

 

歯ブラシの正しい使い方

 

歯ブラシを正しく使うためには、持ち方、力加減、動かし方に気を配る必要があります。

 

歯ブラシの持ち方

 

歯ブラシは基本的に「ペングリップ」で持つようにしてください。ペングリップとは、文字通り鉛筆やボールペンなどを持つ方法で、親指と人差し指、中指を使って歯ブラシを支えます。手先をまだ器用に動かせない小さなお子さま以外は、歯ブラシをペングリップで持ってブラッシングするようにしましょう。それに対して、小さなお子さまに推奨されるのは「パームグリップ」です。

 

手の平全体で歯ブラシを握ってゴシゴシと歯磨きします。

 

歯ブラシの力加減

 

トイレや台所のシンク、お風呂場などを掃除する際には専用のブラシを使ってゴシゴシとブラッシングしますよね。強い力をかけるほど、汚れも効率良く落とせるため、歯磨きのブラッシングも同様に考えてしまう人もいらっしゃいます。けれどもそれは大きな間違いと言わざるを得ません。

 

なぜなら、歯ブラシに過剰な力をかけると、毛先が倒れ込んでしまい、汚れの除去効果はむしろ低下するからです。また、歯や歯茎を傷める原因にもなるため、歯ブラシの力加減には十分注意しましょう。

 

150~200gくらいが適切

歯ブラシの力加減を数値で表すと150~200g程度と言えます。わかりやすく表現すると「歯ブラシの毛先が開かない程度の力」です。おそらく、想像以上に弱い力である点に驚かれた方が多いことでしょう。「その程度の力加減で本当に汚れを落とせるの?」と疑問に感じている場合は、まずは今日からでも実践してみてください。

 

歯ブラシの動かし方

 

歯ブラシの動かし方次第で、汚れの落ち方が違ってきます。

 

小刻みに振動させるように動かす

磨き残しの多い人の歯ブラシの動かし方でよく見受けられるのが複数の歯を横断するようにブラッシングする方法です。一度に歯列の大部分を磨けるので、一見すると効率良く見えます。確かにそうしたブラッシング法も存在するのですが、一般の人が毎日の歯磨きで行う上では不適切だと言えます。歯ブラシは、1本の歯の上で小刻みに振動させるように動かしてください。

 

それを1歯1歯行うのが歯ブラシの正しい動かし方の基本となります。

 

歯と歯茎の境目は毛先を45°に傾ける

歯の平らな面をブラッシングする際には、歯面に対して歯ブラシが90°になる位置で動かしますが、歯と歯茎の境目は歯ブラシを45°に傾けることで効率良く汚れを落とせます。いわゆる“歯周ポケット”に汚れがたまると、歯周病の症状が悪化したり、口臭の原因になったりするため、正しい方法でブラッシングするようにしましょう。

 

歯磨きで注意すべきポイント

 

歯磨きで注意すべきポイント

 

歯の汚れを効率良くしっかり落とすためには、歯ブラシの使い方以外にも注意すべきポイントがあります。

 

磨く順番を決める

 

歯ブラシを正しい方法で使えるようになっても、磨いていない歯が存在していたら、そもそも汚れのない状態を維持することは不可能です。そこで、おすすめしたいのが歯を磨く順番をあらかじめ決めておくことです。

 

磨く順番は自分が覚えやすい方法でかまいません。比較的わかりやすいのは、左上から右上まで磨いて、そのまま下に降りて右下から左下の順番に磨いていく方法です。磨く順番を決めておくと、考え事をしながらでも磨き残しをすることがなくなります。

 

少なくとも3~5分はブラッシングする

 

ここまで解説してきた方法で歯磨きをすると、1歯当たり20秒程度のブラッシングが必要となります。私たちの歯は親知らず(第三大臼歯)を除くと全部で28本生えてくるため、歯列全体を磨くとなると単純計算で280秒(4分40秒)かかります。

 

もちろんこれはひとつの目安でしかありませんが、少なくとも1~2分で歯磨きを終えるようなやり方はおすすめできません。

 

磨き残しのない状態を1日1回つくる

 

磨き残しが生じるブラッシングを行っていると、歯垢がたまり、それが歯石となって細菌の住みやすい環境がつくられていきます。そうした負の連鎖を断つためにも、1日1回は磨き残しのない状態をつくるブラッシングを心がけてください。磨き残しは放置すると悪影響がどんどん広がっていきます。

 

歯ブラシの正しい選び方

 

歯ブラシを選ぶ際には、次に挙げるポイントに注意してください。

 

歯ブラシの硬さ

 

市販の歯ブラシは、一般的に「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類から硬さを選べます。短時間で力強く、ゴシゴシ磨きたい人は「かため」を選びがちですが、その方法だと歯や歯茎を傷つける恐れがあります。特別な理由がない限り、歯ブラシの硬さは「ふつう」を選んでください。

 

歯周病による歯茎の腫れや出血が認められたり、物理的な刺激によって歯に痛みが生じる知覚過敏の症状が強かったりする場合は、「やわらかめ」を選んでもよいでしょう。

 

歯ブラシの形

 

歯ブラシの形にはいろいろありますが、どれを選べばよいのでしょうか。

 

◎ヘッドの形

歯ブラシの「ブラシ」が設置されているヘッドは、平らなフラット型と山型の2つに大きく分けられます。基本的にはフラット型がおすすめですが、矯正装置が入っていたり、歯と歯の間の汚れが残りやすかったりする場合は、山型を選んでもよいでしょう。

 

◎毛先の形

歯ブラシの毛先は、丸く加工されているラウンドカットと平らなフラット型の2つに分けられます。毛先が丸くなっているほうが歯や歯茎を傷つけにくいと言えます。

 

◎ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさは、標準的なサイズとコンパクトサイズの大きく2つに分けられます。歯並びが悪かったり、口が小さくて歯ブラシを奥歯まで入れるのが容易ではなかったりする場合は、コンパクトヘッドのほうがおすすめです。

 

歯ブラシの適切な交換時期

 

歯ブラシは消耗品です。一見するときれいに見える歯ブラシも、毛と毛の間に細菌が繁殖しています。また、使用していく中で毛先が広がると、清掃効率が落ちてしまいます。ですから、1ヶ月に1回は新しい歯ブラシに交換するようにしましょう。

 

歯ブラシを消毒や除菌できればより長く使うことも可能となりますが、そもそもそれほど値段が高いものではないので、適切な交換時期に新しいものに取り換えてください。

 

電動歯ブラシについて

 

今も昔も手で動かすタイプの歯ブラシが主流となっていますが、電動の歯ブラシが悪いというわけではありません。従来の歯ブラシとは使い方が異なるため、その点に留意する必要はありますが、効率良くブラッシングできる道具であることは確かです。

 

歯ブラシによるブラッシングだけでは不十分?

 

ここまで、歯ブラシの正しい使い方や選び方について解説してきましたが、実際のところ歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯列全体の汚れをゼロにすることはできません。適切な方法で歯磨きをしても、歯列全体の60%程度の汚れしか落とせないのが現実です。

 

そこで必要となるのが歯と歯の間の汚れを落とすための器具であるデンタルフロスや歯間ブラシの活用です。これらの器具を上手に使うことで、歯列全体の汚れを80%程度まで取り除くことが容易となります。

 

汚れの除去率を100%に達するためには、歯科衛生士によるブラッシング指導などを定期的に受けることをおすすめします。

 

まとめ

 

このように、歯ブラシは正しく使ってこそ、その効果を最大限に発揮させることが可能となる道具です。この記事では歯ブラシの正しい使い方をかなり細かく解説していますので、ぜひとも普段の口腔ケアに活かしてください。

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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