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インプラント治療では、インプラント体の埋入という特別な処置を要するため、必ず外科的な手術を行うこととなります。いわゆるインプラントオペと呼ばれるものです。
それだけに、インプラントオペが終わったら、これでもう安心だと思いがちですが、実はそうでもありません。インプラント治療はある意味で、インプラント体を埋め込んだ後のメンテナンスが最重要ともいえるからです。
ここでは、インプラントのメンテナンスについて、日本と世界との違いにも触れながら、詳しく解説します。
インプラントを埋めただけで治療は終わらない
インプラントは、インプラント体を埋入し、上部構造である人工歯を設置したら、治療は基本的に終了です。けれども、治療後のメンテナンスが必須であるため、その後も定期的に通院することとなります。これは一般歯科の治療とは少し異なる点といえます。
ではなぜ、インプラント治療では、メンテナンスが必須なのでしょうか。
どうしてメンテナンスが必要なの?
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込むため、通常の虫歯治療や入れ歯治療などとは大きく異なります。インプラント治療では、骨というデリケートな組織と金属製の歯根が結合しており、何がきっかけでその状態が変化するかは予測が難しいのです。
例えば、インプラントの噛み合わせが悪かったり、インプラントの周囲に炎症が生じたりすると、骨に大きな負担がかかるため、骨とインプラントとの結合が断たれることがあります。
その結果、インプラントは顎の骨から脱落してしまうので、常に噛み合わせや歯茎の状態、インプラントが埋まっている顎の骨の状態を定期的に見ていく必要があるのです。これがインプラント治療でメンテナンスが必要になる主な理由です。
日本と世界とではメンテナンスを受ける場所が違う?
日本はインプラント治療を受けた歯科医院でメンテナンスを受ける
日本では、インプラントのメンテナンスを、インプラント治療を受けた歯科医院で受けるのが一般的です。これは当然といえば当然で、インプラント治療を施した歯科医師が患者さんの口腔内について一番詳しいので、メンテナンスも継続して引き受けるのも自然な流れでしょう。
また、患者さん自身も通い慣れた歯科医院でメンテナンスを受ける方が好ましいといえます。
アメリカは歯周病専門医にメンテナンスしてもらうことが多い
海外にインプラントのメンテナンスは、少し違う点も見受けられます。例えばアメリカであれば、インプラントのメンテナンスを歯周病専門医に行ってもらうケースが珍しくありません。
つまり日本のように、インプラントオペを担当した歯科医師にメンテナンスを継続してもらうのではなく、歯周病という別の分野の専門家に予後を観察してもらう形となります。これは、インプラントのメンテナンスが、歯周病の分野に偏っている点が影響しているといえるでしょう。
インプラントのメンテナンスで診査する項目
インプラントのメンテナンスでは、インプラントの周囲で歯周疾患が生じていないかをチェックします。具体的には、歯茎の炎症や痛み、顎骨吸収の有無、歯周ポケットの深さなどを診査します。
これらが見られる場合は、インプラントの状態に何らかの問題が発生していることを意味します。
インプラントには、インプラント周囲炎という特別な病気の名前があるくらい、歯周疾患を発症させやすい補綴装置なのです。
インプラントが歯周疾患を起こしやすい理由
インプラントは、天然と歯と比べて歯垢や歯石が沈着しやすい傾向にあります。また、患者さん自身がインプラントへのケアを怠ってしまうことも多く、細菌が繁殖しやすい環境にあるといえます。その結果、歯肉に炎症が起こり、歯肉炎から歯周炎と進行していくケースが珍しくありません。
メンテナンスの概要
インプラントのメンテナンスは、3~6ヶ月に1度行うのが一般的です。顎骨の状態によってはもっと短いスパンでメンテナンスを行うこともあります。費用は5000~10000円くらいで、メンテナンスの内容によっても大きく変わってきます。
一般的には、インプラントの状態を肉眼で確認し、周囲の組織の状態も診査します。問題がありそうであれば、レントゲン撮影も行います。その他、インプラントのクリーニングなども併せて行われることが多いです。
その他、インプラントのメンテナンスでは、噛み合わせの状態や見た目の良し悪しなどを患者さんの意見を聞きながら調べていきます。これらの状態は、日々、インプラントを使ってものを噛んでいくうちに変化することがあるため、定期的なメンテナンスが重要となるのです。
まとめ
このように、インプラントのメンテナンスは日本と世界とで若干異なる部分はありますが、メンテナンスで診査する部分というのは、基本的に同じです。いずれにせよ、インプラントには継続的なメンテナンスが必須となるため、どの国でインプラント治療を受けようとも、定期的に通院することに違いはありません。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
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